表彰
【検査技術科学】西村准教授が病理学会学術奨励賞およびSTアンビシャス賞をダブル受賞


2026年4月16日~18日に北海道札幌市で開催された第115回日本病理学会総会において、西村准教授が病理学会学術奨励賞およびSTアンビシャス賞をダブル受賞しました。
学術奨励賞は、病理学の基礎的研究あるいは診断業務の中で特に優れた学術的貢献を行った40歳以下の若手会員に授与される賞です。西村准教授は「病理・臨床・分子病態の統合によるリンパ増殖性疾患の再体系化と疾患理解の刷新」というタイトルで英語による受賞口演を行い、その研究成果が高く評価されました。
STアンビシャス賞(*Spatial Transcriptome 並びに Shinya Tanaka アンビシャス賞)は、同総会において開催された「空間解析研究提案リアルマッチ」における最優秀賞です。本企画は、空間トランスクリプトミクス技術(Xenium In Situ)を用いた研究提案を競うもので、学術的意義や新規性、実現可能性などの観点から審査が行われました。Xenium In Situは、組織の中で「どの細胞がどの遺伝子を働かせているか」を細胞の位置情報とともに可視化できる最新の解析技術です。
本企画には約50名が応募し、その中から5名が一次審査を通過しました。最終審査は学会中に公開プレゼンテーション形式で行われ、西村准教授の研究提案が最優秀賞(STアンビシャス賞)に選出されました。本受賞に伴い、Xenium In Situを用いた解析(約400万円相当の解析キットおよび解析サービス)の提供が決定しており、今後本技術を活用したさらなる研究の発展が期待されます。
文責:分子血液病理学