活動

INTERNATIONAL

国際交流

保健学科(学部及び大学院保健学研究科)では国際交流活動を組織的・戦略的に行っています。 国際交流を推進することの意義は、日本の保健医療システムを世界のスタンダードに照らし合わせ、国際的な医療人を育成するために何が必要なのか、そして、保健・医療・福祉の国際化時代にあって保健学科・保健学研究科の使命は何なのかを、正面から考える機会をもつことにあります。本学科・研究科では国際交流を通して、グローバル化社会の中で新しい時代を切り開いていく専門職業人の育成を支援します。

OHSEP(Okayama university Health Sciences student Exchange Program)

OHSEP概要

このプログラムは、2024年度より新たに始まった海外の医療環境を直接体験する研修・研究型派遣プログラムです。目的は、①多文化を共に学び(多文化共修)世界各地における医療への理解を深める、②グローバルな医療・保健課題を発見し解決する能力を養う、③SDGsの達成に必要な知識を国際的視点から学ぶ、④実践的な語学力を獲得し国際的に活躍できる医療人材を育成することです。提携大学教員との共同研究や臨床見学を通じて、実践的な学びを提供します。このプログラム(渡航先例:サリー大学(イギリス)・サン・カルロス大学(フィリピン)・長庚大学(台湾))により、学生の長期海外医療活動や海外勤務への道を開くことも期待しています。

渡航実績


2024年 2025年 2026年
サリー大学
サン・カルロス大学
長庚大学
1名
3名
8名

紹介動画(準備中)

O-NECUSプログラム

「岡山大学と中国東北部の7大学は,優れた人材の育成を共同で行い,大学院学位の国際的通用性,質の保証,国際水準の教育の提供を図るプログラムを構築することの必要性から,コンソーシアムを構築,共同プログラムを実施する」というプログラムです。O-NECUS(オネックス)は,Okayama University-North East China Universities platform, Graduate Student Exchange Program の略称です

・概要 link ・募集概要(Program information) link ・出願書類(Application Form) link ・別紙1(教育研究分野案内) link
<参考:岡山大学国際部HP O-NECUSプログラム>
https://intl.okayama-u.ac.jp/inbound/programs/o-necus/

保健学研究科では、2017年度からこのプログラムを始めており、大連医科大学からこれまで10名の学生を研究生(1年間の短期留学生)として受け入れています。


2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
0名 3名 1名 0名 1名 0名 2名 3名 10名



O-NECUSプログラムには、修了生の博士課程受入制度があり(博士O-NECUS)、中国で修士の学位を修得した後、6名の学生が保健学研究科の博士後期課程に入学しています。


2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
1名 0名 0名 3名 1名 0名 1名 0名 6名
O-NECUSプログラム 研究生へのインタビュー
看護学統合 看護学統合

―なぜ、本プログラムを選びましたか?

以前より、海外に留学したいという願望はありましたが、滞在費や学費など費用面を考えると困難であると諦めかけていました。そのような折、クラスメイトからO-NECUSプログラムの存在を聞きました。日本人の勤勉さや素晴らしい文化、美しい景色に惹かれ、以前から日本に大変興味をもっていたため、本プログラムで是非学びたいと思いました。 さらに本プログラムを経ると、岡山大学大学院博士後期課程で学べる機会も得られるという事で興味を増し、O-NECUSプログラム留学生に選ばれたことを大変光栄に思うとともに感謝しています。

―岡山大学の印象はどうですか?これから何を学びたいと思っていますか?

岡山大学は勉強や研究する環境が整っていると思います。また、寮を利用していますが、メインキャンパスの一つに隣接し、居住環境も申し分ありません。 さらに、教員の方々も学生に寄り添い導いてくれるので有難いです。大学には他にも沢山の留学生がおり、幅広い国際交流ができることも魅力の一つです。 今後、日本語の勉強も頑張り、日本人と簡単な会話ができるようになりたいです。また、O-NECUSプログラムを通して、日本と中国の看護を比較しながら学びを深めていきたいですし、英語論文を作成することも目標にしています。

2024年度以前の国際交流はこちら

ALUMNI

同窓会

岡山大学同窓会

岡山大学同窓会

ときわ会
看護学専攻卒業生

ときわ会

ほおゆう
放射線技術科学専攻卒業生

ほおゆう

あらたま会
検査技術科学専攻卒業生

あらたま会

EXTENSION LECTURE

公開講座

保健学科保健学科(学部及び大学院保健学研究科)では、各分野の専門性や知識、技術を活かし地域社会との共創・連携できる講座を開催しています。看護分野、放射線分野、検査分野で、小学生の夏休みの自由研究につながる実験、高校生が入学後の学生生活や研究を想像できる体験、社会人のリカレント教育まで幅広い講座を企画しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

9月10日 (火)
10月8日 (火)
11月12日(火)

放射線技術研究を始めよう
申し込み期間:8月20日~9月3日
定員:20名
対象者:放射線治療に関わる専門職
開催方法、場所:オンライン
講義概要:社会人を対象とした地域の放射線治療技術研究の活性化を目的とした講座です。講座では研究の方法論に関する講義と、参加者の研究に対する議論を中心に、参加者全員で研究内容を高めていければと考えています。これから放射線技術研究を始めようと考えている方、論文を書いてみたいが書き方がわかない方など放射線技術研究に興味を持つ社会人を対象としています。
放射

9月予定

ラドン温泉科学基礎講座:ラドンと健康
申し込み期間:未定
定員:オンライン:50名
対象者:一般の方(高校生・大学生および一般) 受講資格なし
開催方法、場所:オンラインおよび三朝町内(予定)
講義概要:ラドン温泉に関する科学的な基礎事項およびラドン温泉の健康効果について学び理解します。

放射
8月下旬

アドバンスケアプランニング~健康な今こそ「縁起でもないもしもの話」をしよう~
申し込み期間:6月1日~7月31日
定員:20名
開対象者:高校生 受講資格なし
開催方法、場所:オンライン
講義概要:誰しもがいつかは迎える「人生の最終段階」が差し迫ったその時に、あなたはどのような治療やケアを受けたいと思いますか?本公開講座では、健康な時から「縁起でもないもしもの話」をカードゲームを通して話ることで、自分が大切にしている価値や信念に気づくことができます。この機会に、アドバンスケアプランニングについて考えてみましょう。

看護
8月予定

放射線科学基礎講座:飛行機雲を作って観察してみよう(霧箱実験)
申し込み期間:未定
定員:各部40名
対象者:小学生・中学生・高校生の方(およびその家族)受講資格なし
開催方法、場所:福山市内公共施設(予定)
講義概要:放射線は目に見えない,においも味もない性質から感じることができません。霧箱実験とは,放射線が飛ぶ様子を観察できる1つの方法です。これは,飛行機雲ができる原理と同じです。この実験では,飛行機雲ができやすい環境を再現して放射線の飛ぶ様子を観察し体感します。

放射
8月下旬

Open Nursing Practice~先輩と一緒に看護技術を体験してみよう!!!
申し込み期間:6月1日~7月31日
定員:20名
対象者:高校生 受講資格なし
開催方法、場所:岡山大学医学部 融合棟 MOMOSim
講義概要:<体験項目>フィジカルアセスメント(肺音,腸音聴取)・手洗い演習・BLS(心肺蘇生)+ AED装着・モデルを用いた採血訓練・車いす移送・模擬手術室体験など

看護
8月5日(月)

Welcome to ラジエーションハウス 2024
申し込み期間:6月3日~7月1日
定員:各部20名
対象者:高校生
開催方法、場所:岡山大学、オンライン及び対面開催
講義概要:講座の概要:放射線技術科学専攻では、X線撮影、CT、MRI、核医学検査、放射線治療など、診療放射線技術全般に関する知識と実践的なスキルを学びます。本講座では、その講義や演習の一部を体験していただきます。

放射
8月5日(月)

Open Science School 2024
申し込み期間:6月1日~6月30日
定員:30名
対象者:高校生
開催方法、場所:岡山大学保健学科棟
講義概要:講座の概要:検査技術科学専攻で開講されている講義・実習のうち、生理検査分野・臨床化学分野の2つを実際に体験してもらいます。当日は、大学生や大学院生も補助として参加するため、受験勉強であったり、大学生活について先輩方に直接聞く良い機会にもなります。

検査
7月中

“腎臓をまもる”暮らしを考えてみよう
申し込み期間:5月中~6月中
定員:30名
対象者:特に一般の方を対象にしていますが、医療関係者、学生、どなたでも参加できます
開催方法、場所:岡山大学鹿田キャンパス内、対面開催
講義概要:日本では8人に1人が慢性腎臓病(CKD)といわれています。生活(暮らし)の中でどのように腎臓を“まもる”か、専門家がわかりやすく解説します。また、参加者と専門家が話し合う時間を設け、“腎臓をまもる”ことについて考えていきます。

看護
5月14日 (火)
6月11日 (火)
7月9日 (火)

放射線治療を立ち上げよう
申し込み期間:3月22日~4月17日
定員:20名
対象者:放射線治療に関わる専門職
開催方法、場所:オンライン
講義概要:放射線治療装置の立ち上げは高い専門的な経験や知識、技術を必要とします。本講義はこれから放射線治療の立ち上げを行う診療放射線技師、医学物理士を対象とした、安全かつ高精度に放射線治療装置や治療計画装置の立ち上げを行うための講義です。本講義は地域の放射線治療技術の向上と施設の問題解決の一助となることを期待しています。30分の講義と30分のディスカッションとなります。

放射

詳しくは「R6公開講座案内」及び保健学科イベント情報をご覧いただき、お申し込みください。
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/society/koukaikouza.html