大学院 保健学科研究科

STUDY

学びについて

看護学分野のカリキュラムマップ

博士前期課程【高度保健実践研究プログラム】には2つのサブプログラム[看護学研究コース]と[助産学コース]を配置しています。
博士後期課程【先端医療研究プログラム】には1つのサブプログラム[看護学高度研究コース]を配置しています。

本研究科保健学専攻の博士前期課程【高度保健実践研究プログラム】、博士後期課程【先端医療研究プログラム】のディグリー・ポリシーを達成するために、サブプログラムごとに教育課程を編成しています。

博士前期課程【高度保健実践研究プログラム】2年制


看護学研究コース

ディグリーポリシー

看護学研究コースでは、社会から要請される最重要の使命である教育活動を充実させます。これまでの高度な研究活動の成果を基礎として、学生が主体的に”知の創成”に参画し得る能力を涵養するとともに、学生同士や教職員との密接な対話や議論を通じて、個々人が豊かな人間性を醸成できるように支援し、国内外の医療を主体とする幅広い分野において中核的に活躍し得る高い総合的能力と人格を備えた人材の育成を目的とした教育を行います。

このサブプログラㇺでは、所定の期間在学し、以下に掲げる力を身につけ、所定の単位を修得した学生に学位を授与します。

● 全人的かつ先進的な保健・医療のために、世界と繋がり、異なる価値を認め、看護学の課題解決に導く実践力

● 研究の基礎能力を持ち、論理的・複眼的に看護学の課題に迫る探究力

● 保健・医療チームの中核として広く協働できるコミュニケーション力

● 看護学の高度な知識と技術を統合し、保健・医療・福祉の向上に貢献できる専門力

● 幅広い学びから自らの知を深め、社会・環境の変化に柔軟に対応できる教養力

標準修業年限は2年で、このサブプログラムで定めた修了要件単位以上の取得を必要とし、かつ必要な研究指導を受けたうえ、学位論文の審査及び最終試験を行います。学位論文については、最終審査・試験に合格することが求められます。

カリキュラムポリシー

共通・コア科目

学位プログラム概論

リーダーシップとSDGs

ヘルスプロモーション科学

医療倫理学

危機管理学

研究方法論

看護学共通科目

看護教育論

看護管理論

看護理論

看護倫理

看護研究

看護コンサルテーション論

看護ヘルスアセスメント

病態生理学

臨床薬理学特論

グローバルプレゼンテーション1

グローバルプレゼンテーション2

国際インターンシップ(前期)

インターシップ実践(前期)

基礎看護学

基礎看護学特論

基礎看護学演習

感染管理学特論

感染管理学演習

基礎看護学特別研究

成育看護学

小児看護学特論Ⅰ

小児看護学特論Ⅱ

小児看護学演習Ⅰ

小児看護学演習Ⅱ

女性の健康援助論

女性の健康援助演習

成育看護学特別研究

臨床応用看護学

成人看護学特論

成人看護学演習

緩和ケア特論

緩和ケア演習

臨床応用看護学特別研究

コミュニティヘルス看護学

地域公衆衛生看護学特論

地域公衆衛生看護学演習

看護政策システム学特論

看護政策システム学演習

老年看護学特論

老年看護学演習

在宅看護学特論

在宅看護学演習

精神保健看護学特論

精神保健看護学演習

コミュニティヘルス看護学特別研究

・初年次には、このサブプログラムが準備する学際的な授業・演習等の履修とレポートや発表会による評価により、高度の専門知識と技術を身につけ、保健・医療・福祉の向上に貢献できる人材を養成します。

・1年次から2年間を通して「特別研究」の実施により、研究の基礎能力と探究心を育て、生涯にわたって自己研鑽できる素養を育みます。教員との密接なかかわりの中で課題に取り組み、2年間をとおして論文としてまとめる過程を支援して、研究領域の先端知識・技術の習得とともに、問題解決力や論理的思考の向上を図ります。中間段階では、他の大学院生や教員とともに発表会などで評価を行い、自分の研究の問題点や位置づけがわかるようにします。

指導教員一覧

相原 洋子

1)ヘルスコミュニケーション

2)在日外国人の健康支援

3)高齢者にやさしいまちづくり

4)環境衛生と女性の健康

小野 智美

1)子どもの自律性についての概念分析

2)日帰り手術に向けての幼児の自律性を支援する看護介入プログラムについての効果研究

3)大都市・都市部以外に居住する幼児の経皮水分蒸散量(TEWL)基礎的調査

4)幼児の皮膚バリア機能を入院中の心理・生理的アセスメント指標に応用するための先駆的研究

中塚 幹也

1)不妊症,不育症,流産・死産,グリーフケア,TLC(テンダーラビングケア)

2)性同一性障害/性別不合,LGBTQ

3)がん・生殖医療,生殖医療と倫理

4)妊娠中からの虐待防止,妊娠中のメンタルヘルス,思春期,性教育,助産師リカレント教育など

森 恵子

1)食道がん術後患者の生活の再構築過程に関する研究

2)院外心肺停止から社会復帰した患者の体験に関する研究

3)急性期看護実習における看護学生の手術台上での臥床体験に関する研究

4)心大血管手術を受けた患者の退院後の生活管理に対する認識に関する研究

森本 美智子

1)患者および家族のQOLに関する研究

2)セルフマネジメント支援に関する研究

3)エンドオブライフケア(非悪性疾患を含む)・症状緩和に関する研究

4)看護実践能力に関する研究

5)測定指標の開発に関する研究

岡本 亜紀

1)精神障害を持つ人のパートナーシップ形成によるリカバリーモデルの構築

2)リカバリーを目指す包括型地域生活支援プログラム(Assertive Community Treatment:ACT)の応用

沖中 由美

1)高齢者と家族・介護者のQuality of lifeに関する研究

2)「老いを生きる」高齢者を支えるケアに関する研究

3)認知症ケアに関する研究

4)高齢者と家族介護者の在宅療養支援に関する研究

加澤 佳奈

1)高齢者への健康支援

2)慢性疾患管理

3)ポピュレーションヘルスマネジメント

4)テレナーシング

高畑 陽子

1)若年層の骨健康に関する研究

2)児童虐待予防に関する研究

3)在宅看護に関する研究

藤井 宏子

1)職業生活への適応

2)助産師の技能獲得

3)腸内環境と女性の健康

梶原 右揮

1)慢性腎臓病患者のセルフケアに関する研究

平見 有希

1)看護基礎教育における教授法についての研究

安川 純代

1)周産期における研究

2)女性のヘルスケアに関する研究

3)女性の出産経験と生活習慣病・循環器疾患に関する研究

詳しい情報は教員一覧をご覧ください。

博士前期課程 2年制


助産学コース

ディグリーポリシー

助産学コースでは、社会から要請される最重要の使命である教育活動を充実させます。これまでの高度な研究活動の成果を基礎として、学生が主体的に”知の創成”に参画し 得る能力を涵養するとともに、学生同士や教職員との密接な対話や議論を通じて、個々人が豊かな人間性を醸成できるように支援し、国内外の医療を主体とする幅広い分野において中核的に活躍し得る高い総合的能力と人格を備えた人材の育成を目的とした教育を行います。

このサブプログラㇺでは、所定の期間在学し、以下に掲げる力を身につけ、所定の単位を修得した学生に学位を授与します。

● 全人的かつ先進的な保健・医療のために、世界と繋がり、異なる価値を認め、助産学の課題解決に導く実践力

● 研究の基礎能力を持ち、論理的・複眼的に助産学の課題に迫る探究力

● 保健・医療チームの中核として広く協働できるコミュニケーション力

● 助産学の高度な知識と技術を統合し、保健・医療・福祉の向上に貢献できる専門力

● 幅広い学びから自らの知を深め、社会・環境の変化に柔軟に対応できる教養力

標準修業年限は2年で、このサブプログラムで定めた修了要件単位以上の取得を必要とし、かつ必要な研究指導を受けたうえ、学位論文の審査及び最終試験を行います。学位論文については、最終審査・試験に合格することが求められます。

カリキュラムポリシー

共通・コア科目

学位プログラム概論

リーダーシップとSDGs

ヘルスプロモーション科学

医療倫理学

危機管理学

研究方法論

看護学共通科目

看護教育論

看護管理論

看護理論

看護倫理

看護研究

看護コンサルテーション論

看護ヘルスアセスメント

病態生理学

臨床薬理学特論

グローバルプレゼンテーション1

グローバルプレゼンテーション2

国際インターンシップ(前期)

インターシップ実践(前期)

専門研究領域科目

成育看護学特論

成育看護学演習

女性の健康援助論

女性の健康援助演習

リプロダクティブ・ヘルス特論Ⅰ

リプロダクティブ・ヘルス特論Ⅱ

リプロダクティブ・ヘルス演習Ⅰ

リプロダクティブ・ヘルス演習Ⅱ

リプロダクティブ・ヘルス演習Ⅲ

リプロダクティブ・ヘルスケア特論

リプロダクティブ・ヘルスケア演習

助産学特論

生殖病態学特論

乳幼児発達学特論

助産診断・技術学特論Ⅰ

助産診断・技術学特論Ⅱ

助産診断・技術学特論Ⅲ

助産技術学演習Ⅰ

助産技術学演習Ⅱ

助産技術学演習Ⅲ

周産期ハイリスク特論

地域母子保健特論

地域母子保健演習

助産管理学特論

助産管理学演習

助産学実習Ⅰ

助産学実習Ⅱ

成育看護学特別研究

専門研究領域以外の科目

感染管理学特論

地域公衆衛生看護学特論

看護政策システム学特論

精神保健看護学特論

・初年次には、このサブプログラムが準備する学際的な授業・演習等の履修とレポートや発表会による評価により、高度の専門知識と技術を身につけ、保健・医療・福祉の向上に貢献できる人材を養成します。

・1年次から2年間を通して「特別研究」の実施により、研究の基礎能力と探究心を育て、生涯にわたって自己研鑽できる素養を育みます。教員との密接なかかわりの中で課題に取り組み、2年間をとおして論文としてまとめる過程を支援して、研究領域の先端知識・技術の習得とともに、問題解決力や論理的思考の向上を図ります。中間段階では、他の大学院生や教員とともに発表会などで評価を行い、自分の研究の問題点や位置づけがわかるようにします。

助産師国家試験合格率(令和5年度) 100%

指導教員一覧

中塚 幹也

1)不妊症,不育症,流産・死産,グリーフケア,TLC(テンダーラビングケア)

2)性同一性障害/性別不合,LGBTQ

3)がん・生殖医療,生殖医療と倫理

4)妊娠中からの虐待防止,妊娠中のメンタルヘルス,思春期,性教育,助産師リカレント教育など

藤井 宏子

1)職業生活への適応

2)助産師の技能獲得

3)腸内環境と女性の健康

安川 純代

1)周産期における研究

2)女性のヘルスケアに関する研究

3)女性の出産経験と生活習慣病・循環器疾患に関する研究

詳しい情報は教員一覧をご覧ください。

博士後期課程【先端医療研究プログラム】3年制


看護学高度研究コース

ディグリーポリシー

看護学高度研究コースでは、社会から要請される最重要の使命である教育活動を充実させます。これまでの高度な研究活動の成果を基礎として、学生が主体的に”知の創成”に参画し得る能力を涵養するとともに、学生同士や教職員との密接な対話や議論を通じて、個々人が豊かな人間性を醸成できるように支援し、国内外の医療を主体とする幅広い分野において中核的に活躍し得る高い総合的能力と人格を備えた人材の育成を目的とした教育を行います。

このサブプログラㇺでは、所定の期間在学し、以下に掲げる力を身につけ、所定の単位を修得した学生に学位を授与します。

● 看護学の実践・教育・研究・人材育成における課題を定め、差異を活かし、医科学の向上やヘルスプロモーションのために新たな知見や解決策を社会に示す実践力

● 看護学の実践・教育・研究・人材育成における課題の本質を独創的に見極め、顕わす探究力

● 看護学の実践・教育・研究・人材育成においてリーダーシップを発揮できるコミュニケーション力

● 自立した研究能力を持ち、新たな知見を発見し、機器・技術等を創造できる専門力

● 様々な価値観に対する多角的視点と柔軟な発想を持ち、グローバル化等社会の変化に迅速に対応でき、自らの智をたくましくする教養力

標準修業年限は3年で、このサブプログラムで定めた修了要件単位以上の取得を必要とし、かつ必要な研究指導を受けたうえ、学位論文の審査及び最終試験を行います。博士論文については、中間評価会で評価を受け、最終審査・試験に合格することが求められます。

カリキュラムポリシー

コア科目

学位プログラム概論

インタープロフェッショナルワーク論

Introduction course for health sciences

看護学共通科目

看護学研究特講

看護科学統計学

グローバルプレゼンテーション1 

グローバルプレゼンテーション2

国際研究インターシップ(後期)

インターシップ実践(後期)

基礎看護学

基礎看護学特講

基礎看護学演習

感染管理学特講

感染管理学演習

基礎看護学特別研究

成育看護学

成育看護学特講

成育看護学演習

小児看護学特講

小児看護学演習

リプロダクティブ・ヘルス特講

リプロダクティブ・ヘルス演習

成育看護学特別研究

臨床応用看護学

成人看護科学特講

成人看護科学演習

緩和ケア科学特講

緩和ケア科学演習

臨床応用看護学特別研究

コミュニティヘルス看護学

地域公衆衛生看護学特講

地域公衆衛生看護学演習

看護政策システム学特講

看護政策システム学演習

老年看護学特講

老年看護学演習

在宅看護学特講

在宅看護学演習

精神保健看護学特講

精神保健看護学演習

コミュニティヘルス看護学特別研究

・初年次に、「学位プログラム概論」において、学位プログラムにおける学修者主体の学びについて、このサブプログラムで養成する人物像、学修目標、学修成果を概説し、研究の基盤として必要な研究倫理、知的財産・権利、情報セキュリティーの学習方法を指導し、学生主体で学びます。

・「インタープロフェッショナルワーク論」では、異分野の学生と支援教員が長期にわたり多職種連携を行い、地域の保健・医療、福祉の課題について相互にディベートし、複数の課題の探索とその解決をめざします。

・1年次から教員との密接なかかわりの中で課題に取り組み、3年間をとおして論文としてまとめる過程を支援して、研究領域の先端知識・技術の習得とともに、問題解決力や論理的思考の向上を図ります。

指導教員一覧

相原 洋子

1)ヘルスコミュニケーション

2)在日外国人の健康支援

3)高齢者にやさしいまちづくり

4)環境衛生と女性の健康

小野 智美

1)子どもの自律性についての概念分析

2)日帰り手術に向けての幼児の自律性を支援する看護介入プログラムについての効果研究

3)大都市・都市部以外に居住する幼児の経皮水分蒸散量(TEWL)基礎的調査

4)幼児の皮膚バリア機能を入院中の心理・生理的アセスメント指標に応用するための先駆的研究

中塚 幹也

1)不妊症,不育症,流産・死産,グリーフケア,TLC(テンダーラビングケア)

2)性同一性障害/性別不合,LGBTQ

3)がん・生殖医療,生殖医療と倫理

4)妊娠中からの虐待防止,妊娠中のメンタルヘルス,思春期,性教育,助産師リカレント教育など

森 恵子

1)食道がん術後患者の生活の再構築過程に関する研究

2)院外心肺停止から社会復帰した患者の体験に関する研究

3)急性期看護実習における看護学生の手術台上での臥床体験に関する研究

4)心大血管手術を受けた患者の退院後の生活管理に対する認識に関する研究

森本 美智子

1)患者および家族のQOLに関する研究

2)セルフマネジメント支援に関する研究

3)エンドオブライフケア(非悪性疾患を含む)・症状緩和に関する研究

4)看護実践能力に関する研究

5)測定指標の開発に関する研究

加澤 佳奈

1)高齢者への健康支援

2)慢性疾患管理

3)ポピュレーションヘルスマネジメント

4)テレナーシング

高畑 陽子

1)若年者の骨健康に関する研究

2)児童虐待予防に関する研究

3)在宅看護に関する研究

安川 純代

1)周産期における研究

2)女性のヘルスケアに関する研究

3)女性の出産経験と生活習慣病・循環器疾患に関する研究

詳しい情報は教員一覧をご覧ください。

THESIS & DISSERTATION

過去の学位論文題目

博士前期課程
令和5年度修了

臨床経験3年~5年の看護師における看護実践能力の検討―認定看護師による指導の有無での比較―

健診受診者の禁煙意図に関連する要因の検討~計画的行動理論を用いて~

中学校での継続した「生命と性に関する授業(いのちの授業)」実施の取り組みとその効果ー過疎地域での実施を通してー

医療者における流死産のグリーフケアの実態と認識ー流産時と死産時の比較よりー

助産師の児頭第3回旋の判断に関する研究

不育症カップルに対する精神支援への看護スタッフの意識と実態

開業助産師の協働に関する研究

不妊・不育治療への保険適用拡大と経済的・心理的負担との関連

助産学コース

不妊治療を受ける女性における不妊治療保険適用前後の経済的負担感とQOLに関する検討

助産学コース

助産師の会陰切開の判断要因に関する研究ーSECIモデルを用いてー

助産学コース

避妊行動の実行に関係する要因

助産学コース

HPV及びHPVワクチンに対する認識と接種意向に関する検討

助産学コース

不育症妊婦の母親役割獲得について

助産学コース

高校生における「生理の貧困」の実態と意識

助産学コース

高校生における低用量経口避妊薬に関する認識と実態に関する検討

助産学コース

トランスジェンダーにおける就労の現状と課題~SOGIハラスメントとメンタルヘルス~

助産学コース

保育・幼児教育に携わるスタッフにおける就学前の子どもへの性教育に対する意識と実態

助産学コース

乳幼児を持つ親子に適したサポートの研究

助産学コース
令和4年度修了

トランスジェンダー当事者における性教育に対する意識

助産学コース

3歳以下の第1子をもつ男女の夫婦関係と家庭内役割分担に関する検討

助産学コース

地域で働く助産師のコンピテンシーに関する研究

助産学コース

不育症女性の性格特性における自律神経活動と心理状態の関連

助産学コース

キャリアアップしながら妊娠・出産・育児と就業継続を両立してできた女性看護職の特徴

助産学コース

妊娠期におけるダブルケアに関する準備状態の実態

助産学コース

不育症女性における免疫学的マーカーと心理状態の関連

助産学コース

社会的包摂感は子どもを産む選択に関する金銭感覚に影響を及ぼすか

助産学コース

不育症妊婦の母親役割獲得について

助産学コース

精神科・心療内科の医療スタッフにおける「妊産婦のメンタルケア」への意識と実態

助産学コース
令和3年度修了

手術看護実践におけるノンテクニカルスキルに着目したインシデント防止のための現状と課題

通いの場に参加する地域在住高齢者がCOVID-19自粛下において感じる運動量の変化と生活機能の特徴

医療スタッフにおけるがん患者の妊孕性温存に対する認識·意識と支援の実態

助産学コース

岡山県における「妊産婦へのメンタルケア」に関連して行う連携に対する保健師の意識

助産学コース

不育症カップルのグリーフケア,TLCへの意識と実態:抑うつ·不安への影響

助産学コース

医療スタッフにおける性的マイノリティに関する知識と意識

助産学コース

胎児の父親の体験と親役割意識についての検討

助産学コース

社会的ハイリスク妊婦に対する岡山県内の市町村と医療機関における支援

助産学コース

性教育で今後取り上げるべきテーマに対する助産師の意識と性教育実施の実態

助産学コース

育児中に流·死産した母親の体験~上の子との関わりに焦点を当てて~

助産学コース

大学生におけるライフプランに対する意識~新型コロナウイルス感染拡大を受けて~

助産学コース

1ヵ月児をもつ母親の防災対策についての検討

助産学コース
令和2年度修了

低出生体重が3歳時のう蝕発生に与える影響について

性同一性障害当事者における一般の医療施設受診時の経験と心理

地域における健康ポイント事業が肥満者の体重の変化に与える影響の検討

40・50歳代における社会的つながりが特定健診受診に与えるリスクの検討

病棟設計に対する看護師の関与について

産後1か月の母親の育児生活状況と産後2週間·産婦健診の支援の検討

助産学コース

妊娠成立の背景による妊娠期の母親意識と出産·育児の準備の検討

助産学コース

COVID-19拡大が及ぼす妊婦の心理ストレスと妊婦が求める支援の検討

助産学コース

初めて親になる男性の妻の妊娠中の体験と父親役割行動に関連する検討

助産学コース

1歳6か月児をもつ父親の育児不安に関連する因子の検討

助産学コース

不育症女性における性格特性と気分状態の関連

助産学コース

妊娠中から産後の各時期における「辛かったこと·相談の実態」と乳児全戸訪問時の産後うつ,母子のボンディングとの関連

助産学コース

産後1か月の母親の母乳育児に対する自己効力感と乳房の自己管理についての検討

助産学コース
博士後期課程
令和5年度修了

Collaborative support for child abuse prevention: Perspectives of public health nurses and midwives regarding pregnant and postpartum women of concern

Exploring tacit knowledge based on an expert nurse’s practice for stroke patients

Identification of illness representational patterns and examining differences of self-care behavior in the patterns in chronic kidney disease

Japanese Nursing Staff's Knowledge and Attitude toward Bereavement Care for Couples with Miscarriage/stillbirth and Its Associated Factors

Moral distress, moral courage, and career identity among nurses: A cross-sectional study

The Relationships among Internalized Stigma, Sense of Coherence, and Personal Recovery of Persons with Schizophrenia Living in the Community

令和5年度博論

化学療法を受ける大腸がん患者の手指に生じる末梢神経障害の特徴―横断的観察研究―

令和4年度修了

Gestational Outcomes and Birth Weight in Japanese Women at the Upper and Lower limits of the Normal BMI range

令和4年度博論

Physiological and Psychological Effectiveness of Facial Massage in Women : A Randomized Crossover Trial

Comparison of serum sIL-2R and LDH levels in patients with intravascular large B-cell lymphoma and patients with advanced stage diffuse large B-cell lymphoma

令和3年度修了

Relation Between Identity Disclosure to Family Members and Mental Health in Japanese Transgender People

認知症高齢者の独居生活継続アセスメント指標の開発~デルファイ法による妥当性の検討~

令和2年度修了

小児がん家族への経済支援の検討

Coping process against familial breast cancer by second patients within blood relatives

Gender Expression among Transgender Women in Japan:Support Is Needed to Improve Social Passing as a Woman

療養病床における看護管理者の協働関係構築能力の測定:介護職評価用尺度の開発を中心に

FUTURE

卒業後の進路

卒業後の進路
【博士前期課程】
岡山大学大学院保健学研究科博士後期課程
香川大学法科大学院
岡山大学大学院社会文化科学研究科博士後期課程
岡山大学大学院環境学研究科博士後期課程
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
岡山大学大学院保健学研究科
岡山大学医学部歯学部附属病院
ベル綜合福祉専門学校
倉敷中央病院
香川県職員
訪問看護ステ-ションたんぽぽ
訪問看護ステ-ション看護協会
倉敷成人病検診センタ-
岡山看護専門学校
CAC医療技術専門学校
ELBTC教育図書センタ-株式会社
ガン研有明病院(非常勤)→(教員)
旭川荘睦学園
旭川荘療育センター
宇多津町
国立病院機構岡山医療センタ-
国立病院機構中国四国ブロック
新見公立短期大学
西宮市役所
川崎医療短期大学
川崎医療福祉大学(准教授)→(教員)
公立高島総合病院
倉敷中央看護専門学校
広島逓信病院
大阪府警
中国電力(株)
鳥取大学医学部附属病院
福岡県立大学看護学部(助教)→(教員)
高知県保健所
岡山医療生協岡山共立病院
駒木野病院 岡山県精神医療センター
岡山県保健福祉部施設指導課
岡山県立大学
岡山済生会総合病院
岡山大学医学部保健学科助手
加古川市民病院
紀和病院
岡山県庁
岡山旭東病院

【博士後期課程】
九州看護福祉大学(講師)
国立病院機構 岡山医療センタ-附属看護学校(教員)
倉敷成人病センタ-
岡山大学大学院保健学研究科岡山県不妊専門相談センタ-

INTERVIEW

大学院生に聞く!

看護学研究コース

博士前期課程

在学生01

―コースの特色・魅力について教えてください

毎月の研究会、論文抄読会では、指導教員の先生をはじめ、研究会メンバーの先生方の洗練された議論に刺激を受けています。実績ある先輩方の丁寧に吟味された研究プロセスや、他の院生への指導内容から、自身の学びが深まることも実感しています。また、多様化する社会で求められる発信力を高めるためにも、論理的に分かりやすく他者へ伝えるストーリー構成力やプレゼンテーション力を鍛えることができる環境は、大変とても魅力的だと思います。

―何を学んでいますか?

私は保健師として勤務しており、公衆衛生上の課題でもある禁煙推進に資する研究に興味を持ち、研究課題としています。研究方法論を学ぶだけでなく、健康行動に関する理論も学んでいます。研究課題に関する動向や位置づけを整理する段階では、国際保健学の講義を通して、禁煙推進が児童労働等のSDGsとも関係があることを捉えることができ、多角的な視座を育むことができました。

―これからの夢や目標について教えてください

今後の目標としては、職場で感じる問いに対して、「探求する」という研究マインドを持ち続け、継続的に研究成果を現場へ還元し、保健師活動における実践の質を高めていきたいと思っています。また、国際学会での発表に挑戦することを目標に、プレゼンテーション力、語学力も高めていきたいです。

助産学コース

博士前期課程

在学生01

―コースの特色・魅力

2年間かけて助産学に関する学習ができるだけでなく、研究を通して科学的根拠に基づいたケアについて考える視点を持つことができ、それらを臨床で働く上で活かすことができると考えています。

1年次には現役の助産師や看護師の方々と共に講義を受けたり、グループワークを行ったり、実際の現場の声を聞くことができ、貴重な経験をすることができました。

―何を学んでいますか?

助産学に関する座学や演習だけでなく、グループワークを行います。学生が資料の作成や発表を行うなど自主性や協調性を身に付けることができます。その経験から実習でも皆で意見を出し合い、どうすれば実習をよりよくできるのか、また、現場の指導者の方々に自分の考えを伝え、対象者にとって最適なケアとは何かを指導者と共に考え実践することができました。

研究では自分の関心あるテーマについて、どのようにすればよりよい助産ケアを行うことができるのか探求心を持ちながら取り組んでいます。

―これからの夢や目標

出産は人生の中で数回あるかないかの貴重な経験であるため、その方の出産がよりよいものとなるよう、一人一人に寄り添ったケアを行うことができる助産師になりたいです。助産学実習を通して、新たな命の誕生を手助けする助産師の素晴らしさだけでなく、責任の重さを改めて学びました。そのため、科学的根拠に基づいた助産ケアを実践することができるよう、これからも日々自己研鑽していきたいと思います。

看護学高度研究コース

博士後期課程

在学生01

―コースの特色・魅力について教えてください

他の分野の院生と医療における課題解決に向けて議論をする講義(インタープロフェッショナルワーク論)があり、看護の専門性を見つめ、共同して問題解決をすることについて、改めて考え、視点を深めることができました.また、定例の抄読会、他の研究室との合同ゼミなどでは、留学生を含む様々な価値観をもつ方と議論をする機会があり、私にとって新たな視点への気づきとなっています。大学院で学ぶことに魅力を感じています。

―何を学んでいますか?

指導教員とのゼミでは、研究テーマに関する議論を通して、研究をすすめるうえでの課題を日々見つめ直すことにつながっています。ゼミの中で問われた質問に説明ができない場合には、先行研究をレビューするなどし、これまで関心をもっていたテーマの位置づけが徐々に明確になっていることを感じます。ゼミを通して説明できる力や主体的に思考し、探求する姿勢が研究をするうえで欠かせないことを、学ぶことができています。

―これからの夢や目標について教えてください

私は、在宅ケアに関わる研究を行っています。地域で生活する疾患を持つ要介護高齢者や医療的ケア児が増加しており、医師のいない在宅の場では看護職の力が非常に重要と考えています。看護実践の質を高め、地域で生活する方々に貢献できるように研究を通して考えていきたいです。将来的には、効果的な研修プログラムなどにも携わっていけるような活躍がしたいと考えています。

INTERVIEW

留学生に聞く!

Post-ONECUS

博士後期課程

在学生01

―岡山大学での学び(魅力)について教えてください

私は中国からの留学生です。日本に来た時は日本語がまったく話せませんでしたが、日本語を学ぶ講義や同じゼミの学生とグループワークを通して意見を交わすことで徐々に上達し、研究に関する難しい日本語も少しずつ理解できるようになりました。また、留学生と日本人学生が交流できる場(L-cafe)もあり、留学生にとって学びやすい環境だと感じています。

―どのような研究をしていますか?

看護師さんを対象とし、知識や態度が、流産を経験された方・不育症の方への精神的な支援にどのように影響するのかについて研究をしています。また、私は臨床での経験はありませんが、定期的に開催される勉強会では、臨床ではたらく医師、助産師、看護師さんから意見を聞く機会があり、研究の意義を考える貴重な機会となっています。

―これからの夢や希望について教えてください

日本で行った研究の経験を活かせるよう、中国では教員として活躍したいと思っています。また、中国では周産期医療における患者支援が十分ではありません。日本での研究テーマを継続して追求し、研究者としても中国の周産期医療に貢献していきたいと考えています。