大学院 保健学研究科
ADMISSION POLICY
アドミッション・ポリシー
高度保健実践研究プログラム
博士前期課程
求める人材
本研究科が教育研究を通して、人間と生命の尊厳を重視し人々が健康で充実した生活を送るための医療・保健・福祉を統合した健康の推進活動に参画できる人材育成を行う上で国内外から広く求める人物像は、以下の通りです。
●保健・医療の基礎知識と豊かな人間性、優れた感性を持つ人
●人々の幸福と健康の増進に貢献しようという情熱と気概がある人
●協調性と柔軟な発想を持ち、将来、チーム医療の中核になれる人
●保健・医療・福祉、および関連分野の高度の専門知識と技術の習得を目指す人
●機器・技術・教育プログラムの開発に携わるため、研究の基礎能力の習得を目指す人
入学後の学修のため、特に以下の内容を修得していることが望まれます。
[看護学研究コース]
・看護・保健学とその関連分野で求められる科学的思考能力や専門領域の知識や技術
・グローバル化に対応できる英語力
・課題解決に必要な柔軟な発想と思考を備え、論理的に説明できる力
[助産学コース]
・看護学の基礎的知識と学力
・助産学に関連する国内外の実践的・学術的な問題意識
・倫理的観点を持ち卒業論文相当の研究を遂行できる能力
・計画的に学習を積み上げられる資質
[放射線技術科学・高度実践研究コース]
・放射線技術科学とその関連分野で求められる科学的思考能力や研究推進能力
・グローバル化に対応できる英語力
[超音波検査士育成コース(博士前期・後期課程一貫コース)]
・超音波エコー検査の臨床研修に参加するための基本的手技
・修学するために必要な基礎的英語力
[ゲノム医療サイエンティスト育成コース]
・遺伝子の基礎知識、腫瘍病理学および遺伝子解析に必要な基本的実験手技
・修学するために必要な基礎的英語力
[臨床検査科学・高度実践研究コース]
・臨床検査科学および保健・医療の分野で求められる科学的思考能力
・グローバル化に対応できる英語力
先端医療研究プログラム
博士後期課程
求める人材
本研究科が教育研究を通して、実証に基づいた看護学・保健学の学問・研究基盤を確立するとともに、患者および家族のニーズをくみ取る感性、深い倫理観と総合的な判断力、そして高度な専門知識と実践力を備えた研究者・教育者の養成を行う上で国内外から広く求める人物像は、以下の通りです。
●人間や物事の本質を見抜く感性を持つ人
●多角的かつ包括的な視点と包容力を持ち、将来、医療・保健チームをリードする素質を持つ人
●研究の基礎能力と真理への探究心を持ち、医科学やヘルスプロモーション科学の確立を進めていく可能性を持つ人
●保健・医療・福祉分野の研究者・教育者を目指す人
●将来保健・医療・福祉の領域で国際的な活動・貢献を目指す人
入学後の学修のため、特に以下の内容を修得していることが望まれます。
[看護学高度研究コース]
・看護・保健学とその関連分野で求められる科学的思考能力
・プレゼンテーション能力およびコミュニケーション能力
・英語論文を執筆可能な英語力
[放射線技術科学・先端研究コース]
・放射線技術科学とその関連分野で求められる科学的思考能力
・論文執筆のための英語力
[超音波検査士育成コース(博士前期・後期課程一貫コース)]
・超音波計測における基本的な知識・技術を有していること
・超音波計測の検査ルーチンをこなせること
・修学するために必要な基礎的英語力
[ゲノム医療・医科学研究コース]
・バイオインフォマティクスおよび遺伝子解析に関する知識
・修学するために必要な基礎的英語力
・遺伝子関連の認定資格を有していること
[臨床検査科学・先端研究コース]
・医科学領域で必要とされる科学的思考能力や論理的思考能力
・統計学についての知識
・医学英語論文の読解力および執筆力
METHOD
入試方法
保健学科研究科では、一般入試、社会人入試、外国人留学生特別入試を取り入れています。
博士後期課程では、進学者選考、O-NECUSプログラム修了者外国人留学生特別入試も準備しています。様々な入試方法で入学した学生が、お互いに切磋琢磨しながら、実践力や研究力を高めていきます。
SCHEDULE
入試日程
大学院 保健学研究科共通
募集要項の種類 | 発表時期 | 入学試験予定 | |||
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岡山大学大学院保健学研究科 (博士前期課程及び後期課程) |
6月下旬 | 8月下旬 |
博士前期課程 2023年度
学生募集要項
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出願書類様式1~B
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出願書類様式6、7(封筒表紙)
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博士後期課程 2023年度
学生募集要項
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出願書類様式1~B
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出願書類様式7、8(封筒表紙)
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Post-O-NECUS 2023.10
学生募集要項
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出願書類
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出願データ
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RECRUITMENT
募集人員
高度保健実践研究プログラム
博士前期課程
看護学分野
一般入試 | 14人 |
社会人入試 | 若干人 |
外国人留学生 特別入試 |
若干人 |
一般入試の募集人員には、社会人・外国人留学生特別入試を含みます。
※看護学分野の募集人員には、助産学コース8人程度を含みます。
放射線技術科学分野
一般入試 | 6人 |
社会人入試 | 若干人 |
外国人留学生 特別入試 |
若干人 |
一般入試の募集人員には、社会人・外国人留学生特別入試を含みます。
検査技術科学分野
一般入試 | 6人 |
社会人入試 | 若干人 |
外国人留学生 特別入試 |
若干人 |
一般入試の募集人員には、社会人・外国人留学生特別入試を含みます。
先端医療研究プログラム
博士後期課程
看護学分野
放射線技術科学分野
検査技術科学分野
一般入試 | 10人 |
社会人入試 | 若干人 |
外国人留学生 特別入試 |
若干人 |
進学者選抜 | 若干人 |
O-NECUSプログラム修了者 外国人留学生特別入試 |
若干人 |
一般入試の募集人員には、社会人・外国人留学生特別入試・進学者選抜・O-NECUSプログラム修了者外国人留学生特別入試による若干人を含みます。
Q&A
大学院入試に関するQ&A
博士前期課程
Q. 漠然と研究ができるようになりたいと思っています。このような動機で進学しても構いませんか?
A. 構いません。
実践で疑問に感じたことを研究という手法を使って明らかにしていくことは、よりよい医療や看護を提供するためにも重要なことです。
研究によって新しい知見や技術を創り出していくだけでなく、研究結果を使ってそれを実践に活かせる人も医療の現場では求められます。大学院に進学することで、研究論文や結果を読む力もつきます。
Q. 研究室や指導教員をどのように決めたらよいですか?
A. 教員紹介のページで、それぞれの教員が取り組んでいる研究をご覧ください。関心領域や興味のあるテーマで研究をしている研究室を訪ねてみるとよいでしょう。ただし、研究室で取り組んでいる研究内容があなたの臨床経験や興味のあるテーマを少し違っていても、研究指導は可能です。色々な研究室、教員にアポイントをとって
、2年間の流れや何が学べるのか、どのような研究が可能か尋ねてみてください。
博士後期課程
Q. 働きながらでも単位の取得、修了は出来ますか?
A. 十分に可能です。
博士後期課程に在籍する多くの学生は社会人ですし、指導教員との話し合いで個々にマッチした博士号取得までの計画立案をすることができます。
Q. 修士号は持っていませんが、博士後期課程に入学することは可能ですか?
A. 可能です。
出願資格として、「個別の入学資格審査により修士の学位又は専門職学位を有する者と同等以上の学力があると認めた者」と規定があります。したがって、これまでの業務経験や学術活動を個別に評価して、入学資格の有無を判定します。
実際にこれまでにも修士号を持っていない方が実務経験を経て、博士後期課程に入学しました。一度、指導を志望する教員に相談してください。
Q. 看護師、放射線技師、臨床検査技師などの医療系資格は持っていませんが、受験することは可能ですか?
A. 可能です。
出願資格を満たし、博士号を取得したいという方であれば、どなたでも受験できます。実際にこれまでにも、作業療法士、社会福祉士・・・の方が博士後期課程に入学しています。一度、指導を志望する教員に相談してください。
Q. 仕事の関係で居住地が岡山県外にありますが、博士号を取得することは可能でしょうか?
A1. 可能です。
実際に県外に住んでいる大学院生が博士後期課程に在学しています。
岡山大学の近隣に住む大学院生よりも負担はあると思いますが、週末やネット通信などを活用して研究を進めています。
Q. 平日は仕事があるため通学できず、休日しか研究室に行くことができないのですが、大丈夫でしょうか?
A1. 大丈夫です。
大学院講義は夕方以降や学生の都合に合わせて開講します。また、自身の職場で研究が可能であれば、毎日研究室に通う必要はありません。
PAST PROBLEMS
過去の試験問題
博士前期課程
2022年度 | 外国語(英語) 第1次募集分 |
外国語(英語) 第2次募集分 |
2021年度 | 外国語(英語)
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2020年度 | 外国語(英語)
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2019年度 | 外国語(英語)
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2018年度 | 外国語(英語)
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2017年度 | 外国語(英語)
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博士後期課程
2022年度 | 外国語(英語)
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2021年度 | 外国語(英語)
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2020年度 | 外国語(英語)
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2019年度 | 外国語(英語) 第1次募集分 |
外国語(英語) 第2次募集分 |
2018年度 | 外国語(英語) 第1次募集分 |
外国語(英語) 第2次募集分 |
2017年度 | 外国語(英語)
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SUPPORT
修学サポート情報
修学支援として、授業料免除(大学独自制度)及び奨学金(日本学生支援機構、大本育英会給与奨学金等)の制度を設けています。
博士前期課程・博士後期課程:共通
博士前期課程・博士後期課程:貸与金額が異なる
奨学金:日本学生支援機構の奨学金
第一種(無利子貸与)
5万円/月、8万8千円/月(博士前期課程)
8万円/月、12万2千円/月(博士後期課程)
※「特に優れた業績による返還免除」あり
第二種(有利子貸与)
5万円/月〜15万円/月(前期課程の場合)
博士後期課程のみ
奨学金:大本育英会給与奨学金
博士後期課程1年次生を対象とした支援
2年次に120万円/年 支給
※大本育英会奨学金及びその他民間団体・地方公共団体の奨学金の募集内容については、岡山大学ホームページの「民間・地方公共団体の奨学金」で最新情報を確認してください。
入学金一部支援:岡山大学Almuni(全学同窓会)
博士後期課程入学支援事業(入学後に選考)
岡山大学博士前期課程修了生である社会人が博士後期課程へ入学する際の支援。