活動

INTERNATIONAL

2024年以前の国際交流

チーム医療演習(海外班)

 チーム医療演習は、看護学専攻・放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻の学生で一つのチームを作り、健康・保健・医療の分野における課題に対して知恵を出し合いながら課題を探求する科目です。 必要な知識や情報を整理し、最終的にプレゼンテーションを行います。その中でも海外班は、海外の連携大学を訪問し、現地の学生と英語でコミュニケーションを取りながら、成果の発表をするほか、一緒に授業を受けたりしています。
 直近2年間は、COVID-19の影響でオンラインでの交流を継続していましたが、2023年は現地への訪問が解禁され、釜山カトリック大学 (韓国)・Chang Gung大学(台湾)・ハサヌディン大学 (インドネシア) を訪問しました。 学生はこの演習を通して、チーム医療だけでなく、国際交流の重要性をしっかり学んでくれています。今後もこれらの大学との国際交流を継続していく予定です。

2023年の活動報告( 台湾班インドネシア班韓国班

東北タイ研修

 毎年9月前後に、学年に関係なく学生6名が保健学科教員2名の引率のもと5日間のタイ国研修に行っています。この活動は2006年から始まり、長く継続して行われている活動です。 タイ国には国際機関の事務所が多く設置されており、大学関係者はWHO等から保健医療専門家として世界中に派遣されているため、学ぶことは非常に多くあるといえます。 岡山大学医学部保健学科はタイのシーマハサラカム看護大学(マハサラカム県)と部局間協定を結んでおり、充実した大学の視察や学生との交流ができます。 タイでの総合病院の見学や代替医療施設、地域保健の現状を知るために村の活動の場や家庭への訪問などもおこなっています。海外が初めてでも、英語を自由に話せなくても参加できます。 近年は、シーマハサラカム看護大学からも、毎年6名の学生が岡山大学を訪問しており、互いの国の文化や医療・福祉を学び合い、相互の交流を活発に行っています。
 これまでに、タイへの学生派遣を14回、タイからの学生受け入れを6回、行ってきました。COVID-19の影響を受けながらもオンラインでの交流を継続し、2023年度は現地での研修を行いました。

2024年度の研究報告はこちら link 2023年度の研究報告はこちら link 2022年度オンライン交流はこちら link 2021年度オンライン交流のポスターはこちら 活動報告2019はこちら link
外国での体験は、帰国後の勉強への意欲につながる!?
これまでの参加者は次のような感想を述べています。

「タイの方の人なつっこい笑顔がとても印象的で、見ていると幸せな気持ちになれました。話す言葉は違っても笑顔は世界共通!」(検査3回生)

「国際機関への訪問や、同じ看護を志すタイの学生たちと交流して、国際的に物事を見たり考えたりすることの重要性を実感できました」(看護3回生)

「同じ夢をもつタイの学生たちとふれあった事で、彼らの考え方や文化などから大きな刺激を受けました。自分自身のモチベーションアップにもなりました」 (看護2回生)」


アジア協定校との看護教育連携と世界で活躍するヘルスサイエンティストの育成

2019年11月さくらサイエンスプラン「科学技術研修コース」によりタイ王国のシーマハサラカム看護大学から学部生6名と引率教員2名を招へいした活動時の写真を掲載しています。

短期研修プログラム

吉林大学白求恩医学部と岡山大学医学部・大学院医歯薬学総合研究科・大学院保健学研究科はO-NECUSプログラムやキャンパス・アジアプログラムなどでこれまで交流を継続してきました。そして,2018年に新たな短期研修プログラムを開始しました。

2018年度 吉林大学白求恩医学部より受入
保健学科での学生講義や医学研究に関する講義、岡山大学病院で行われている先端研究についてのセミナーを受講し、鹿田地区で開催される免疫に関する国際シンポジウムに参加しました。また、教員に加えて、医学部保健学科の学生、保健学研究科に留学中の中国人留学生を交えた交流会を開催しました。学生たちは約5日間の予定で医学に関する講義や日本文化を学び、体験をする予定です。

吉林大学 白求恩医学部 学生7名 修士課程学生3名 教員2名
時期:2018年10月22―28日