表彰

2022.10.18
岡田健先生 (元岡山大学病院・検査技師長) が瑞宝双光章を受章されました

本学保健学科の前身である,岡山大学医学部附属臨床検査技術学校ご出身の岡田健先生が,2022年春の叙勲にて瑞宝双光章を受章されました。岡田先生は長年,岡山大学病院の検査技師長も務められ,学生の病院実習にも大変ご協力いただいていました。この度は、受章おめでとうございました。

以下,岡田健先生からの受章コメントです。


この度、2022年春の叙勲にて瑞宝双光章を受けました岡山大学医学部附属臨床検査技師学校8期生の岡田健でございます。同窓会あらたま会においては3代目の会長を仰せつかっています。

私は卒業後、1982年に岡山大学医学部附属病院(現岡山大学病院)に就職し血液学的検査、生化学・免疫学的検査、脳神経検査などの臨床検査に従事してきました。2003年に臨床検査技師長に昇格し、その年に新たに開設された医療技術部の部長に10月に就任し多職種の医療技術職員の管理運営も行ってきました。

今回の受章に関しては岡山大学病院に奉職し、日常の臨床検査はもちろんのこと医療情報システムやチーム医療への参画を行ってきたこと、更には臨床検査部門において国際規格であるISO 15189の認定取得を行ったことなどの功績によるものと思います。

また、地域貢献として岡山県臨床検査技師会に長年協力し、会長も3期6年務めました。岡山県において臨床検査技師の認知度向上や資質の向上に邁進してきました。その後、日本臨床衛生検査技師会で3期6年理事として教本の作成や精度保証事業にも関わってきました。

これら業務や事業の目標を達成するためにはスタッフや協力いただいた皆様のご支援があってのことで誠に感謝を申し上げます。

岡山大学病院を定年退職後は、日本適合性認定協会の委託を受けISO 15189の審査を通して全国の認定施設に対して臨床検査の品質向上に携わっています。今しばらく日本の臨床検査のために貢献したいと思っています。

同窓生の皆様には、日進月歩の医療の中、常に新しい知識を吸収し、患者の皆様のため安心・安全な医療に貢献していただきますことをお願いいたしましてお礼のあいさつとさせていただきます。