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2025.10.1
【看護学専攻】2027年度以降の保健師課程の大学院化移行について

岡山大学医学部保健学科看護学専攻では、社会の多様な保健医療ニーズの変化を踏まえ、2027年度入学生より、学部における「保健師課程」を廃止し、保健師養成を大学院課程へ移行することといたしました。

今後、学部教育では看護師としての素養・知識・スキルを一層強化し、多様なニーズに対応できる人材の育成をめざします。一方、保健師は、地域包括ケアや保健医療政策、保健指導などに携わる高度専門職として、助産師と同様に大学院レベルでの体系的な教育を実施してまいります。

この変更により、以下のようなメリットが期待されます:

● 保健師をめざす学生にとって、大学院でより高度で専門的な学びを深める環境が整い、将来のキャリアに応じた段階的な学びが可能になります。

● 学部では、看護師としての素養・知識・技術の習得に集中できる体制が整い、看護の基礎的・実践的能力のさらなる向上を図ることができます。

● 保健師課程の大学院移行により、社会人や他大学出身者にも門戸が開かれ、学部教育を超えた多様な背景をもつ学生との学び合いを通じて、広い視野と実践力を育むことが可能になります。

詳細につきましては、準備が整い次第、改めてご案内いたします。 本学は今後も、時代の要請に応え、実践力と専門性を兼ね備え、課題を主体的に捉え行動できる人材の育成に努めてまいります。

学科長  廣畑 聡
分野長  森本美智子