お知らせ
2025年度 チーム医療海外演習(インドネシア班)活動報告
保健学科1年生を対象に4年目となるインドネシアのハサヌディン大学との相互交流を本年度も実施しました。本プログラムは、国際的な視点を持つ医療人の育成を目的としており、今年度も8人の学生(看護学専攻5人、放射線技術科学専攻2人、検査技術科学専攻1人)が参加し実り多い交流となりました。以下内容を報告します。
オンライン交流と現地訪問(8月)
両大学の学生による混成チーム(計4グループ)を結成し、オンラインでの顔合わせと各グループで設定したテーマについて事前に調査・議論を重ね、多数回のプレゼンテーションを行うことで両国の状況を学習しました。
8月24日から29日の現地訪問では、オンラインで積み上げてきた成果を対面で発表し合いました。さらに、現地の病院見学や異文化交流プログラムを通して、日本とは異なる医療環境や文化を肌で感じ、1年生ながら多くの貴重な知見を得ることができました。
岡山大学での受け入れ交流(12月)
12月17日には、ハサヌディン大学より学生12名(歯学部6名、医学科2名、看護学部2名、公衆衛生学部2名)と教員3名が来日し、岡山大学を訪問しました。 8月の演習で築いた絆をさらに深めるとともに、日本の医療教育や文化を紹介する機会を設け、学部・学科を越えた活発な意見交換が行われました。
今後の展望
来年度についても、引き続きハサヌディン大学との交流プログラムを計画中です。本学科では、今後もこうした国際交流の機会を大切にし、グローバルな視野を備えたチーム医療の実践者を育成してまいります。

文責:生口 俊浩