お知らせ
看護学分野企画 講演イベント2025
研究は看護を変える力になる ―眼を養い、芽を育み、未来を見つける―
2025年11月14日(金)、岡山大学鹿田キャンパス・マスカットキューブおよびオンライン配信にて、看護学分野企画「講演イベント2025」を開催しました。本イベントでは、学内外へ広く参加を呼びかけ、助教・准教授・教授という異なるキャリアステージの教員3名が、それぞれの研究の歩みと実践を語り、「研究は看護をよりよく変える力である」というメッセージを発信しました。
◆ 企画のねらい
看護学の研究は、臨床を科学的に見つめ直し、患者ケアを前進させる原動力です。本イベントは、特に、卒業研究に取り組み始めた学部3年生に向けて、教員自身の体験を通じて研究の魅力や意義を伝え、研究への一歩を踏み出す契機をつくることを目的に企画しました。
◆ 参加者
学部学生・大学院生・教職員に加えて、学外から募集した臨床看護師の方々約40名が参加し、多様な立場の参加者が研究の価値を共有する場となりました。
◆ 参加者の声:研究の価値が「自分ごと」に
〈学生から〉
「研究は看護実践をよりよく変える“基盤”だとわかった」 「研究は難しくなく、身近な挑戦だと感じた」
「卒業研究の方向性を考えるヒントになった」 — 学生のコメントからは、研究=看護実践をよりよくするための方法であるという認識が確実に育まれたことがうかがえました。
〈学外の臨床看護師から〉
「文献検索のコツが実践的で勉強になった」 「研究は“患者に還元するため”に行うものだと再確認できた」 — 企画全体への評価も高く、満足度の高い内容となりました。
◆ まとめ 本イベントは、研究の楽しさと意義を“生きた言葉”で共有し、学生・臨床看護師双方に「研究は看護を変える力になる」という確かな実感をもたらす学びの場となりました。






本件担当:看護学分野 分野長 森本美智子(池田、新井)