お知らせ
吉備中央町での「きびアプリ」登録推進活動に学生が積極参加
12月10日、岡山大学医学部保健学科検査技術科学専攻の学生2名が、吉備中央町役場にて「きびアプリ」の登録推進に向けた意見交換会に参加しました。本意見交換会は、吉備中央町役場企画課および「きびアプリ」を開発したインクルーシブスクエアの協力のもと実施され、学生たちは現場で得た気づきやアイデアを基にした提案を行いました。
この取り組みは、10月6日に開催された「わっしょい和んさか吉備高原フェスタ」で学生たちが「きびアプリ」の登録サポートに携わった経験を活かしたものです。イベントを通じて明らかになった課題や改善点を深掘りし、11月21日に実施されたデジタルタッチペンに関するディスカッション内容も交えた形で提案を行いました。学生ならでは視点と地域住民の方々への思いが詰まった意見は、産・官・学の連携をさらに深め、「きびアプリ」を活用した明るい未来を切り開く原動力となっています。
さらに、「きびアプリ」を通じた地域住民との交流を深めるため、臨床検査や健康に関する相談の機会を設けることや、将来医療人を目指す本学学生と住民との連携を強化する新たな取り組みも検討されています。これらは年明けに予定されている協議の中で具体化を目指します。
当日の意見交換会には、テレビの取材も入りました。
本活動は、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として進められており、岡山大学の学生が地域課題の解決をデジタルの力で支援しています。地域と大学が手を取り合い、新たな価値を創造するこの挑戦は、吉備中央町をはじめとする地域社会に明るい未来をもたらすでしょう。
これからも、岡山大学が地域とともに歩む活動にぜひご期待ください。