大学院入試に関するQ&A
働きながら博士号を取得しよう!(博士後期課程:博士)
Q1
働きながらでも単位の取得、修了は出来ますか?
A1
十分に可能です。
博士後期課程に在籍する多くの学生は社会人ですし、指導教員との話し合いで個々にマッチした博士号取得までの計画立案をすることが可能です。
Q2
修士号は持っていませんが、博士後期課程に入学することは可能ですか?
A2
可能です。
出願資格として、「個別の入学資格審査により修士の学位又は専門職学位を有する者と同 等以上の学力があると認めた者」と規定があります。したがって、これまでの業務経験や学術活動を個別に評価して、入学資格の有無を判定します。
実際にこれまでにも修士号を持っていない方が実務経験を経て、博士後期課程に入学しました。一度、指導を志望する教員に相談してください。
Q3
看護師、放射線技師、臨床検査技師などの医療系資格は持っていませんが、受験することは可能ですか?
A3
可能です。
出願資格を満たし、博士号を取得したいという方であれば、どなたでも受験できます。実際にこれまでにも、作業療法士、社会福祉士・・・の方が博士後期課程に入学しています。一度、指導を志望する教員に相談してください。
Q4
仕事の関係で居住地が岡山県外にありますが、博士号を取得することは可能でしょうか?
A4
可能です。
実際に県外に住んでいる大学院生が博士後期課程に在学しています。
岡山大学の近隣に住む大学院生よりも負担はあると思いますが、週末やネット通信などを活用して研究を進めています。
Q5
平日は仕事があるため通学できず、休日しか研究室に行くことができないのですが、大丈夫でしょうか?
A5
大丈夫です。
大学院講義は夕方以降や学生の都合に合わせて開講します。また、自身の職場で研究が可能であれば、毎日研究室に通う必要もありません。
大学院に進学しよう!(博士前期課程:修士)
Q1
漠然と研究ができるようになりたいと思っています。このような動機で進学しても構いませんか?
A1
構いません。
実践で疑問に感じたことを研究という手法を使って明らかにしていくことは、よりよい医療や看護を提供するためにも重要なことです。
研究によって新しい知見や技術を創り出していくだけでなく、研究結果を使ってそれを実践に活かせる人も医療の現場では求められています。大学院に進学することで、研究論文や結果を読む力もつきます。
Q2
研究室や指導教員をどのように決めたらよいですか?
A2
教員の紹介のページで、それぞれの教員が取り組んでいる研究をご覧ください。関心領域や興味のあるテーマで研究をしている研究室を訪ねてみるとよいでしょう。ただし、研究室で取り組んでいる研究内容があなたの臨床経験や興味のあるテーマと少し違っていても、研究指導は可能です。色々な研究室、教員にアポイントをとって、2年間の流れや何が学べるのか、どのような研究が可能か尋ねてみてください。